プロジェクトは作成できましたか。今回はスクリプトを作成してアタッチするところまでやります。
用語説明もしているのでゆっくり読んでください。
今の状況
プロジェクト作成したばっかりでレイアウトも変えていない状況ですね。
ここで少しレイアウトを変えます。【Console】タブを下にひっぱれば、できると思います。
【Console】と【Project】が常に見える状態にしてください。
オブジェクトを変化させることができるスクリプト
若干の用語説明から入ります。
UnityではC#を使ってオブジェクトに変化をあたえることができます。C#はプログラミング言語で、コンピューターにやってほしいことを伝えるための言語です。
その「C#」をどこに書くのかというはなしになりますね。実はスクリプトファイル内に書きます。
スクリプト
→プログラム。オブジェクトにどのような変化をあたえるかをかいたもの
スクリプトファイル
→スクリプトが書いてあるファイル
補足:スクリプトファイルをスクリプトと呼ぶケースが多い説
よくスクリプトファイルをスクリプトと呼ぶケースが非常に多いです。
例えばスクリプト開いてという場合があります。それはスクリプトファイルを開いてほしいことを示しています。
スクリプトを作成してという場合も同じです。スクリプトファイルを作成してという意味です。
自分も「スクリプトを作成する」といいますので、「スクリプトファイルを作成するんだな」と思ってください。
そこまで用語に敏感になる必要はありませんが、なんとなくわかるぐらいになれれば良いと思いまする。
Unityでスクリプトを作成してアタッチする流れ
スクリプトを作成するだけでは、なにも起こりません。白紙にやってほしいこと書いて、そのままにしたのと同じです。
やってほしいことを書いたなら、それを友達に見せなければいけません。やってほしいことを書いた紙を友達に見せることをアタッチといいます。
正確にはスクリプトとオブジェクトを紐付けることをアタッチといいます。例えばカメラの位置をランダムに動かしたかったら、スクリプトにランダムで動かす処理を書いて、カメラと紐付ける必要があります。
スクリプトは単体では意味がない。オブジェクトと紐付けて(アタッチ)して初めて役に立ちます。
●Unityでスクリプトを作成してアタッチする流れ
【オブジェクト作成】→【スクリプト作成】→【スクリプトをオブジェクトにアタッチする】
この流れが必要になります。
オブジェクト作成
【Hierarchyウィンドウ】→【Create】→【Create Empty】
なんの機能も持たない空のオブジェクト【GameObject】を作成します。ここではあくまで「C#」の勉強なので、空のオブジェクトで代用しています。
スクリプトを作成
【Projectウィンドウ】→【Create】→【C#Script】→【Testという名前】
スクリプト名を決めるルール
- 日本語ではダメ
- 1文字目は大文字、2文字目以降は小文字
- スペースは入れない
というルールがあります。
注意点・意外に迷う点
スクリプト作成時にスクリプトの名前を変更することができます。そこでスクリプト名をしっかり記入しないと、あとで変更するのが面倒なのでしっかり入れてください。
(クラス名が変わっちゃうというやつ)
名前を変更する場合
【変更したいスクリプトを右クリック】→【Rename】
オブジェクトとスクリプトをアタッチ(紐付ける)
【TestスクリプトをGameObjectにドラッグ&ドロップする】
アタッチできたかはオブジェクト選択したときの【Inspector】ウィンドウを見れば良い
【Test】って書いてありますよね。アタッチできていることを表しています。
最後に
では次の【Unity&C#】スクリプトを開く方法とスクリプトの説明にいきましょう。
コメント
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