Unity画面の説明をします。
ここの部分はこんなことができるのか
大まかでいいので、理解してくださいませ。
スマホでも見やすくなっています。すき間時間にでもご覧ください。
Unityの各ウィンドウ・ビューの説明
Hierarchyウィンドウ | ゲームを構成するオブジェクト |
Sceneビュー | オブジェクトの位置や大きさを直感的に変更 |
Gameビュー | ゲームする側の視点 |
Inspectorウィンドウ | オブジェクトの設定・機能を変更 |
Projectウィンドウ | ゲームで利用するデータの格納 |
Consoleウィンドウ | エラーや警告を表示 |
基本6つの部分によって構成されています。
Hierarchyウィンドウ
名前が【Cube】であり、立方体であるものを作成したとします。その場合、Hierarchyウィンドウ上に【Cube】が追加されます。
つまり、ゲームを構成するオブジェクト(立方体や球体や車など)がHierarchyウィンドウ上に表示されます。
ちなみに当サイトでは「Hierarchyウィンドウ」というのは長いので、「Hierarchy」や「Hierarchy上にあるオブジェクト」といったりします。
無駄に長いとわかりにくいですからね。このへんは短縮していきます。
Hierarchyウィンドウにある【Create】でオブジェクト作成できる
Hierarchyウィンドウの左上にある【Create】という部分がありますよね。そこで球体や立方体やライトなどのゲームオブジェクトを作成することができます。
立方体を作ってみる
現在Unityを開いているのなら、立方体をつくってみましょう。
●立方体を作成する
【Hierarchyウィンドウ】→【Create】→【3D Object】→【Cube】
右に立方体が作られ、Hierarchyウィンドウにも【Cube】が表示されました。右の立方体が見える部分はSceneビューというところです。
Sceneビューではオブジェクトの位置、大きさを変えることができるところです。下でもっと深くSceneビューについて説明しています。
【Create】で作成できるオブジェクトは多数あります。また他の記事にしますね。
Sceneビュー
Sceneビューではオブジェクトの位置や大きさ、角度を直感的に動かすことができます。例えば、この立方体をマウスを使って大きくすることができます。
またSceneビューの上部には「Sceneビューのコントロールバー」があります。そこを見ていきましょう。
Sceneビューのコントロールバー
緑で囲った部分はSceneビューのコントロールバーです。少し小さいですね。拡大していきましょう。
各部分の説明はこんな感じになっています。Unityはじめたてのときは使わない機能が多いので、流してもらって構いません。
①Sceneの表示設定を変更
Sceneビューの表示設定を変更することができます。初期状態では「テクスチャ」という状態を表示するようになっています。
上のような感じですね。
「オブジェクトが重なって見にくい」や「ライトが重なっているところがみたい」というときに使います。
さまざまな表示の仕方があるので、それは別記事で紹介します
②2Dか3Dの切り替え
Sceneビューを3Dから2Dに切り替えることができます。
③ライトのON・OFF
ライトをONにすることで、ライトの影響を受けることができます。ライトをOFFにすることで、ライトの影響を受けなくなります。
④音声のON・OFF
音声をONにすることで効果音やBGMを鳴らすことができます。OFFにすれば鳴りません。
⑤レンダリングのON・OFF
レンダリングをON、OFFに切り替えられます。
⑥各種表示設定
いろんな設定ができます。
⑦検索欄
Sceneビュー上のオブジェクトを検索することができます。
Gameビュー
このレイアウトの場合は【Scene】の横の【Game】を押すことで、Gamaビューに切り替えることができます。
Gameビューは、カメラから見えるゲームの世界を映し出しています。つまり、ゲームをする側の視点を表しています。
例えば、上のGifをご覧ください。立方体がただあるだけです。Sceneビューでは斜めから見ていますが、Gameビューでただの正方形に見えています。
これはこのゲームをする人には、立方体があることがわからず、ただの正方形しか見えないことを表しています。
Gameビューのコントロールバー
緑で囲った部分はGameビューのコントロールバーです。少し小さいですね。拡大していきましょう。
各部分の説明はこんな感じになっています。Unityはじめたてのときは使わない機能が多いので、流してもらって構いません。
①画面切り替え
カメラごとに表示される画面の切り替えをすることができます。DisPlay1はAカメラ、DisPlay2はBカメラのように設定したとします。
Aカメラから見えるゲームの世界はDisPlay1でみることができ、Bカメラから見えるゲームの世界はDisPlay2で見ることができます。
そのような画面の切り替えができるのが、ここの設定です。
②画面比率の切り替え
画面の比率を変更することができます。画面の比率を変えることによって、iPhoneやAndroidでも快適に操作できるようなゲームを作ることができます。
③画面の拡大表示
Gameビューの画面を拡大することができます。
④全画面表示
全画面表示になります。
⑤音声ON・OFF
音声をONにすることで効果音やBGMを鳴らすことができます。OFFにすれば鳴りません。
⑥ステータス表示
レンダリング統計を表示します。
⑦各種表示設定
いろんな設定ができます。
Inspectorウィンドウ
Inspectorウィンドウでは、選択したオブジェクトに設定されている位置、角度、大きさ、物理エンジンの有無、当たり判定の設定などを編集することができます。
これらのオブジェクトを設定するための機能を【Component】(コンポーネント)といいます。
またInspectorウィンドウでComponentを追加することができます。
Projectウィンドウ
Projectウィンドウでは、ゲームで使用するデータが格納されています。画像データやScene、音声、スクリプトなどが入っています。
PCにダウンロードされているファイルをProjectウィンドウにドラッグ&ドロップすることで、Projectウィンドウにデータとして格納することができます
Consoleウィンドウ
このレイアウトの場合ですが【Project】の横にある【Console】を押すことで、【Console】に切り替えをすることができます。
Consoleウィンドウでは、ゲーム実行時に起きたエラーや警告を表してくれます。
その他
ウィンドウやビュー以外にも、視点を変更するボタンやレイアウトを変更するボタンがあります。
そのへんは他の記事で書きますね。
まとめ
Hierarchyウィンドウ | ゲームを構成するオブジェクト |
Sceneビュー | オブジェクトの位置や大きさを直感的に変更 |
Gameビュー | ゲームする側の視点 |
Inspectorウィンドウ | オブジェクトの設定・機能を変更 |
Projectウィンドウ | ゲームで利用するデータの格納 |
Consoleウィンドウ | エラーや警告を表示 |
ある程度の理解で大丈夫です。ゲームを作成しているうちに、いろいろ覚えます。
では次の【初心者向け】Unityの画面のウィンドウ・ビュー以外の説明にいきましょう。
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