前回のUnityでScene(シーン)ビューの視点を操作する方法はどうでしたか。非常に大事で視点変更できなければ、ゲーム開発ができないのでテキストだけでなく、体で覚えてください。
今回はInspectorの説明とオブジェクトの移動・角度・大きさを変更していきます。
現在の状態
少し違くても構いません。でも、視点操作になれるために同じにしてもいいですよ。
Inspectorウィンドウの説明
オブジェクトの移動・回転・大きさの変更をしていきたいのですが、ちょっとその前にInspectorウィンドウの説明をします。
HierarchyウィンドウでもSceneビューでもいいので、「Shikaku」をクリックして選択してください。
Inspectorウィンドウになにか表示されていませんか。このInspectorウィンドウはオブジェクトの設定・機能を変更できる場所です。
つまり「Shikaku」を選択してInspectorウィンドウに表示されるものは、Shikakuの設定や機能を表しています。
位置・回転・大きさを表す部分は「Transform」部分
「Shikaku」を選択してInspectorウィンドウを見ると、Transformと書かれた部分がありますよね。
Position | 位置 |
Rotation | 角度 |
Scale | 大きさ |
ここで数値を入れることで精密に位置や角度や大きさを変更することができます。とりあえず覚えておいてください。
Unityでオブジェクトを移動させる方法
移動ツールを使うバージョン
移動ツールを選択することでX軸やY軸、Z軸方向にオブジェクトを移動させることができます。
移動ツールをそのまま押してもいいですが、「W」キーを押すことでも選択できます。こちらのほうが効率がいいので、覚えてしまいましょ。
「Transform」の「Position」の値を変える
「Shikaku」を選択して「Inspectorウィンドウ」の「Transform」をご覧ください。ここの「Position」の値を変えることで、オブジェクトの位置を変更することができます。
試しにXに10といれてみてください。X方向に10動きます。同じようにYやZに値をいれれば、その方向に動きます。
Unityでオブジェクトの角度を変化させる方法
回転ツールを使うことで、X軸やY軸、Z軸を中心に回転させることができます。ここは特に自分でやって体で覚えることをおすすめします。
テキストだけだとよくわかんなくなります。回転ツールをそのまま押してもいいですが、「E」キーを押すことでも選択できます。
「Transform」の「Rotation」の値を変える
「Shikaku」を選択して「Inspectorウィンドウ」の「Transform」をご覧ください。ここの「Rotation」の値を変えることで、オブジェクトの角度を変更することができます。
試しにYに45といれてみてください。Y軸を中心に45度回転します。同じようにXやZに値をいれれば、その軸を中心に回転します。
Unityでオブジェクトを大きさを変える方法
拡大・縮小ツールを使うことで、X軸やY軸、Z軸の方向に拡大・縮小することができます。ここは特に自分でやって体で覚えることをおすすめします。
テキストだけだとよくわかんなくなります。回転ツールをそのまま押してもいいですが、「R」キーを押すことでも選択できます。
「Transform」の「Scale」の値を変える
「Shikaku」を選択して「Inspectorウィンドウ」の「Transform」をご覧ください。ここの「Scale」の値を変えることで、オブジェクトの大きさを変更することができます。
試しにZに10といれてみてください。Z方向が10大きくなります。同じようにXやYに値をいれれば、その方向に大きくなります。
X・Y・Zの部分をクリックしたまま横にドラッグしても数値を変更できる
「Transform」のX・Y・Zをクリックして、横にドラッグしても位置や角度や大きさを変更することができます。
最後に「Transform」の値をResetしよう
「Transform」の歯車をクリックしてResetを選択すると、値がリセットされます。Scaleは1,1,1がデフォルトなのでこれでOKです。
あなたもリセットしておいてください。
まとめ
- 「Transform」で位置・角度・大きさを数値で制御できる
- 位置=W、角度=E、大きさ=Rキーでツールを選択
ではオブジェクト(立方体)の位置・回転・大きさが一気に操作できるツールとショートカットの覚え方をご覧ください。
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