ここはUnityを使って、2Dサンプルゲームを作成します。
まずはこのサンプルゲームの概要といった感じです。
このサンプルゲームを作るための前提知識
このような状況であることが必要になります。
●前提知識
- UnityをPCにインストールしている
- MonoDevelopかVisual Studio 多分Unityインストールしたとき同時にインストールされてる)
- ゼロから始めるUnityを軽く理解してる
- ゼロから始めるC#を軽く理解してる
はじめてUnityを使う人でも、作れるようなゲームサンプルとなってます。
MACでもWindowでも構いませんが、とにかくUnityはインストールしておいてください
この記事はWindowsでゲームサンプルを作っています。
このサンプルを完成させて得られるもの
- プロジェクト作成方法
- シーンの作成&保存
- 簡単なゲーム設計
- オブジェクトの名前の変更方法
- オブジェクトの位置や大きさを変える
- レイアウトの変え方
- 素材のダウンロード&格納方法
- スクリプトの作成&アタッチ
とりあえず本当に基礎の基礎は学べるような形になっています。
本や動画よりわかりやすく説明しています。もしわからないところやわかりにくいところがあったら、さぎのみや(@saginomiya8)に気軽にいってください。
また、Gifを読み込まない場合があるので「Gifがない」と思ったら、もう一度ページを読み込んでください。
スケボーで移動しようの実行例
この実行例をご覧ください。
ゲーム設計を考える
- ゲームの企画を作る
- ゲームの部品を考える
ゲームの設計を考えるときにこの2つについて考えしょう。
このサンプルゲームのみならず、このことを意識すると、ゲームを作りやすいです。
ゲームの企画を作る
どんなゲームにするか考えます。
今回でいうと、タップするとスケボーで右に移動することができます。ただこれだけです。
本来ならもっと深く決めるべきなのですが、最初はこのぐらいでOKです。他の記事でもっと深く説明します。
ゲームの部品を考える
Step① 画面上のオブジェクトをすべて書き出す
Step② オブジェクトを動かすためのコントローラスクリプトを決める
Step③ オブジェクトを自動生成するためのジェネレータスクリプトを決める
Step④ UIを更新させるための監督スクリプトを用意する
Step⑤ スクリプトの作る流れを考える
引用:北村愛実、『Unityの教科書 Unity 2018完全対応版 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座』、SBクリエイティブ、2018年
これは北村愛実さんの本で使われているゲームの部品の考え方です。この考え方が非常にゲーム制作に参考になります。
この考えをもとに、当サイトではこのように少し変更しました。
●当サイトのゲームの部品に対する考え方
- 画面上のオブジェクトをすべて書き出す
- オブジェクトを制御するためのコントローラスクリプトを決める
- オブジェクトを自動生成するためのジェネレータスクリプトを決める
- UIを変更させるためのUIスクリプトを決める
- スクリプトを作る流れを考える
大幅には変わりませんが、動かすためという部分を制御するためにして、監督スクリプトという部分をUIスクリプトにして、ゲームの部品について説明します。
コントローラスクリプト?ジェネレータスクリプト?という感じだと思いますので、深く説明していきます。
画面上のオブジェクトをすべて書き出す
まずオブジェクトってなんだよって話になりますよね。
オブジェクトっていうのは物体です。
ゲームで使われる球体・カメラ・ライト・車を動かそうで使われているスケボーの人・マリオでいうクリボー・ハタハタ・マリオ自体もオブジェクトです。
なんかの物体が出てきたら、オブジェクトだなって思ってください。
今回でいうオブジェクトは「スケボーの人」・「床」です。
オブジェクトを制御するためのコントローラスクリプトを決める
まずコントローラスクリプトの説明をする前に、まずオブジェクトは設置しただけは制御(動かすことが)できません。
制御するためにはC#という言語で書かれたスクリプトが必要になります。動かしたり変化させたりオブジェクトを制御するために必要なのがコントローラスクリプトです。
あくまでコントローラスクリプトというのは勝手にそう呼んでいるだけなので、検索してもでてこないです。
スケボーの人 → 動く
床 → 動かない
今回のオブジェクトで制御する必要があるのは、スケボーの人です。スケボーの人にはコントローラスクリプトが必要となります。
オブジェクトを自動生成するためのジェネレータスクリプトを決める
今回は必要ありませんが、なにかアクションを起こした場合に登場するアイテムや時間経過によって登場するもののことを自動生成と表現します。
もしそのような自動生成する必要があるならば、ジェネレータスクリプトが必要になります。
でも現在は必要ありません。
UIを変更させるためのUIスクリプトを決める
UIってなんぞやって話なんですね。
まずUIとはユーザーインターフェイスのことです。あまりにも広い意味で使われるので、ゲームでいうUIを説明します。
ゲームでいうUIとは、画面上に表示されるスコア、アイテム選択する部分、HPやMPのゲージのことです。
よくコインの獲得数なんかが、画面の右上に表示されるゲームがありませんか。あれもUIです。
本来であれば、そのUIを更新するためのUIスクリプトを決めるのですが、今回はありません。
スクリプトを作る流れを考える
どのような流れでスクリプトを作るのかを決めます。
- コントローラスクリプト
今回はコントローラスクリプトだけなので、順番を考える必要がありませんね。
ここまでよくわからない人へ
作っていくうちになんとなくわかります。とりあえず見ていただいて、完成させたあとにもう一度ご覧ください。
スケボーで移動しよう全体の流れ
- ゲームの概要・設計編
- プロジェクト・シーン作成
- 素材をダウンロード&配置
- スクリプト編
いくつかにわけますね。今みているページがゲームの概要・設計編です。
おわりに
今回はどんなゲームを作るのか?ゲーム設計のやり方をお伝えさせていただきました。
では次でプロジェクト作成を行います。
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