前回の障害物ランを作ろう~2~の続きです。今回はゲームで操作するプレイヤーを作成していきます。
前提条件
前回の【Unity3Dサンプルゲーム】障害物ランを作ろう~2~のステージ作成まで終わらせておいてください。
今回の流れ
- プレイヤーのはなし
- プレイヤーの設置
- カメラ変更
- 動かしてみる
プレイヤーのはなし
もしゼロから操作できるキャラクターを作成しようと考えた場合、かなりプログラミングする必要があります。
しかし、今回は【StandardAssets】に入っているキャラクターを使います。そのキャラクターは操作できるようにもともとなっています。
このキャラクターを使うことで楽にゲーム開発をすることができます。これを使って、障害物ゲームをつくっていきましょう。
プレイヤーの設置
●プレイヤーの設置
【Assets】→【Standard Assets】→【Characters】→【ThirdPersonCharacter】→【Prefabs】→【ThirdPersonController選択】→【Hierarchyにドラッグ&ドロップ】→【右クリック】→【Rename】→【Playerに変更】
こんな簡単にキャラクターを設置することができます。
もしHierarchyにドラッグ&ドロップしたのに表示されない場合は【Player】のTransformの位置・角度・大きさがGif通りになっているか確認してください。
ちょっと動かしてる
ただ設置しただけですが、動かしてみます。上部の【▶】でゲーム開始で【┃┃】で停止です。
Gameビューを見ましょう。Sceneビューは自分の開発画面でGameビューはゲームする人側の視点です。
●操作方法
A(←)で左
S(↓)で後ろ
D(→)で右
W(↑)で前
スペースでジャンプ
タグを設定する
タグ?ってなりますよね。簡単に説明すると「タグを設定すると、あとでプログラミングで関連させやすくなったり、他のオブジェクトとの連携も簡単にできるようになる」みたいな感じで大丈夫です。
●Playerに【Player】タグを設定
【Player選択】→【Inspector】→【Tag】→【Player】
はい、めっちゃ簡単です。
カメラ変更
プレイヤーを操作しにくくありませんでした?なんか見にくいというか。
そこでゲームの世界を映し出している「カメラ」を変更します。カメラは【StandardAssets】にもともと入っているカメラを使います。
新しいカメラ設置
●カメラ設置
【Assets】→【Standard Assets】→【Cameras】→【Prefabs】→【MultipurposeCameraRig選択】→【Hierarchyにドラッグ&ドロップ】
いらない【Main Camera】削除
もともと入っている【Main Camera】がいらないので削除します。
●ゲームオブジェクトの削除方法(Main Cameraバージョン)
【Main Camera選択】→【右クリック】→【Delete】
動かしてみる
上部の【▶】でゲーム開始で【┃┃】で停止です。
ここまでできれば完成です。もしエラーが起こってしまった方は、タグを設定を忘れているかもしれません。
なにか疑問があったら、さぎのみや(@gumimomoko)に連絡ください(^_-)
コメント